1月 | 2020 | 春は花

安田念珠店 オフィシャルサイト

春は花

「夢」とは儚いもので

寒い季節です。こう寒いと体調を崩してしまう方が多いようにも思います。
僧侶の方とお付き合いすることは多いのですが、その殆どは安田念珠店を通じてお知り合いになる方です。しかしながら、そうではない方も居られます。私が大学生の頃に所属していたサークルの先輩に、大学卒業後に発心して出家し禅僧となられた方が居られます。秋の合宿の際にご指導くださったことはよく覚えています。その時は「無言のご指導」でした。
数年前に「余命三か月と言われたよ。」と笑いながら告白され、私は驚愕の思いをしたことを覚えています。それからはお電話などでお話する機会もいただき「有言のご指導」を頂きました。その和尚様が先日旅立たれました。
最期の詳細については、円覚寺派管長の横田南嶺老大師様が書かれておられますのでそちら(その1その2)にお譲りします。
昨年末、新年早々法話会をなさるご案内を頂戴していました。予定が詰まっていましたが、「行っても良いかな」と思ったものの、怠惰な私は結局伺いませんでした。後悔の念をこれだけ持ったのは久方ぶりのことです。
葬儀に伺い、最後のお別れをしました。確かに悲しかったのですが、悲しみとは何か違う「儚さ」というか「名残惜しさ」というか、そういった感情を覚えました。
勿論私も今日命を終える可能性を持っているのです。だから、一日一日、一瞬一瞬を大切に一生懸命生きねばならないのだと痛感しました。
個人的な感想で恐縮ですが、今回は追悼の記事としたいと思います。

子年のはじまりに

年が明けて最初の更新となります。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
京都駅の烏丸口(JR在来線の改札口)を出てすぐのところに弊社の店舗があります。私自身はあまり詳しいことを関知していなかったのでこれまで知らなかったのです(お恥ずかしい。。。)が、通り沿いに色紙を飾ることができるスペースがあると分かりました。そういう話を聞いたので、最初は私が関心をもった戸津説法師の穴穂大僧正様の色紙を飾っておりました。そうすると私がお参りへ様々なお寺に伺った時に、知り合いになった方々から「京都駅で穴穂先生の色紙を見たよ!」とお声をかけて頂き、観音様や観音経のお話を伺うことも出来ました。
そういうわけで、定期的に色紙を変えていこうと思いました。これは完全に私の趣味の領域になってしまいますが、できるだけ分かり易く仏様の御教えを説かれた色紙を飾ることで、1人でも足を止めて下さる方がおいでになれば嬉しいと思いました。
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今回は、臨済宗妙心寺派の現管長である玄々庵 小倉宗俊猊下の干支色紙を飾らせていただきました。ねずみの画の上に「千手千眼」と書かれています。子年の守り本尊が千手千眼観音さまであることに由来しているのが理由と思われます。子年は干支の始まりの年であり、何事にも心機一転取り組むいいきっかけとなる年です。そして、ご自身の努力が他人に評価されなくとも、実は誰か(これを仏教では観音様と云う)が見聞きしていてくれるのだ、ということを心に留めておいて欲しい――そう感じます。
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守り本尊のお話で思い出したのですが、弊社の本店の前には大きな阿弥陀様(誓願寺様の御本尊様)がおられます。何故だか弊社の本店に勤務してくださる方は亥年生まれが多いのです。意図したわけではないのでしょうが、やはり仏様と云うのは「御縁」の大切さを事象で示して下っているのだなぁ、と感じた次第です。
雑多なことを書きましたが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

安田念珠店

〒604-8076 京都市中京区御幸町通三条下ル海老屋町323

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