7月 | 2019 | 春は花

安田念珠店 オフィシャルサイト

春は花

「まことのこころ」を

雨が降ったり、曇ったりとなかなかスッキリしない天候が続きます。ただ、だんだんと暑くなってきました。
夏に涼むための団扇を毎年円覚寺様から頂きます。そこには青松軒老大師様揮毫の絵とお言葉が印刷されております。
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今年の団扇は「月 天にあり」でした。布袋尊が月を指し示す絵が添えられています。
これは「指月の譬(たとえ)」という禅の教えが出典だと思います。「仏の教えとは何ですか?」「人が生きる意味とは?」などといった大きな命題を問おた時、賢人が月を指さした、という逸話があります。普通の人は賢人の「指」を見てしまうけれども、大切なのは指し示した「月」なのだよ、ということを教えてくれています。
お経やお説教などに触れ、また立派な高僧と接するなど、普通の人はお経や高僧に対しての信奉を深めます。しかし、大事なのはそういったお経や高僧が説く「仏の教え」なのだ、そこを忘れてはならない、ということを教えてくれているのです。
一昨年の団扇には「見えなくとも そなえたい まことのこころを」とありました。世の中の真理など、肝心な部分である「まことのこころ」をしっかりと捉え直すこと。この夏に月を眺めるたびに「まことのこころ」の肝要さを意識したいと思った贈り物でした。

信貴山毘沙門天王御出現大祭

七月に入ってやっと梅雨らしい天候になりました。
私は信貴山毘沙門天王御出現大祭にお参りするために7月3日に信貴山朝護孫子寺へ行きました。
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聖徳太子の戦勝祈願の折に毘沙門天王が寅年、寅日、寅の刻にご出現されたことに因んで、毎年7月3日の寅の刻(午前3時~午前5時)に行われています。
午前3時の法要ということで宿坊に泊めていただきました。
【今回お世話になった成福院さま】
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毘沙門天王さまのお誕生日のお祝いといったところでしょうか?午後8時ごろから朝護孫子寺の3つの塔頭、そして本山を挙げて護摩供養や大般若祈祷など様々な法要が執り行われていました。
【開運橋から最初にくぐる鳥居】
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【成福院さまにつながる参道】
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【日が暮れてから本堂に繋がる参道】
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【本堂で年に一度開扉される御本尊様】
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【午前0時ごろに千手院さまから本堂へのお練り】
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私は結局一晩中、信貴山のいろいろな所へ行って、様々な法要を垣間見ました。夜通しの法要というのは初体験でしたが、毘沙門天王様のお誕生日を盛大にお祝いしているようで楽しく過ごしました。
勝ち運がつくなどいろいろなご利益があるそうですが、ご利益云々より個人的には開扉されたご本尊様を眼前で拝することができたことがありがたいと思いました。毘沙門天王功徳経にある御姿を為さっておられて、菩薩さまや如来さまとは違った力強い印象を受けました。
御本尊様を拝して、個人的には安田念珠店のお蔭を以ていろいろなお寺様にお参りできることに感謝の念を持った一晩でした。

安田念珠店

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