4月 | 2019 | 春は花

安田念珠店 オフィシャルサイト

春は花

青紅葉

春爛漫ですね。こういうほのぼのとした季節は気持ちが上向いてとてもいい気持ちになります。
春と言えば桜が有名ですが、こういう季節に紅葉を愛でるのが個人的には好きです。
春紅葉
これからの1週間は近代日本においてはじめてのご譲位による御代替わりがあります。実はすさまじい歴史の1ページをリアルタイムで目にすることができるのだと歴史を学ぶ者としては感じます。
そして、スポットライトを浴びて注目される人々以外にも多くの人々が支えているのだということ、そして次世代を担う人々は今この瞬間もじっくりと成長を続けているのだということを春の紅葉を見て感じました。
10連休も楽しみですが、「歴史の証人になる」ような気持ちでこの1週間を過ごしてみたいと思います。良い休暇をお過ごしください。

桜咲く信貴山へ

桜花が舞っております。春から夏へと季節が廻ります。
さて、先週の更新ができず誠に申し訳ございませんでした。先週金曜日、私は信貴山朝護孫子寺へお参りに行きました。
【虎と本堂】
虎と本堂
当日は桜花爛漫、気持ちの良い天候でした。
【本堂からの眺め】
本堂から
本堂にて大般若経を転読して頂き、その後融通殿で弊社の商売繁盛を祈願して頂きました。
【大般若祈祷の様子】
【本堂への参道】
信貴山参道
信貴山朝護孫子寺はその名の通りお寺ではありますが、上の写真の通り鳥居が存在します。これは神仏習合の名残りではあり、今でも鐘と鈴が共に掛けられております。御本尊の毘沙門天王は七福神の一神であり、一方で仏教における「天部」の仏でもあります。神としては現世利益の勝運を、仏としては先祖供養の意味合いがあります。一挙両得の感じがしますね。
聖徳太子が戦いの前に刻んだ毘沙門天王様に御扉の向こう側ではありましたが、程近くから拝ませていただけました。美しい桜の咲く山で毘沙門天王様の近くでお参りができたことが大変気持ち良かったです。

将軍塚へ

新元号が決まりましたね。英訳すると「beautiful and harmony」とのこと。新たな御世に期待が持てる元号と思いました。
平安京が造営される際に、桓武天皇が平安京鎮護のために土の将軍の人形を都の方に向けて埋めた塚があります。「将軍塚」との名称で京都・東山連峰の中でもひときわ高い場所に位置します。
【将軍塚】
将軍塚
この将軍塚は青蓮院門跡の飛び地境内となっており、現在そこには青龍殿というお堂と共に国宝の「青不動明王二童子像」(掛軸)がお祀りされています。
【将軍塚正門】
将軍塚正門
【青龍殿】
将軍塚青龍殿
目にすることができるのはレプリカのものですが、教科書にも載っている、御不動様と言えば日本人が想像する代表的な仏様を拝しました。
将軍塚を訪れたのは初めてでしたが、高い位置から京都市内を一望できました
【京都市北部を臨む】
将軍塚から京都市北部
【京都市南部を臨む】
将軍塚から京都市南部
最近、私は個人的に御不動様をお参りすることが多いです。御不動様は「降魔(ごうま)」の仏様と私は思っているので、何だかいろいろな困難なことが上手いこと降りかからずに事が進んでいるように感じます。京都を一望できる位置に、御不動様が居られ、京都の平安をお護り下さっているのだなぁ、と感じ、青不動様に感謝してお参りすることができました。

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