数珠はなぜ誕生したのか、いつ頃から日本で使われだしたのか。
お数珠の歴史について簡潔にまとめてあります。
お念珠はインドで生まれました。
木草の実をつなぎ合わせ、そろばんのように何度お念仏を読んだかを
記憶する為のお道具だったとされています。
それが後に、宗教用の礼拝具として使用されるようになり、現在のお念珠の形になりました。
お念珠の起源は大変古く、お釈迦さまの誕生する前からすでに礼拝の道具として使われていたという記録が残っています。
しかし、それ以前についての記録はなく、
いつごろから礼拝の道具として使われ始めたのか、詳しいことは解っていません。
仏教のお道具としてはもちろんですが、イスラム教やキリスト教のカトリック教会など、
その他の宗教でも独特の形のものが使われています。
お念珠は仏教とともに日本へ伝えられましたが、最初は一般の方が念珠を使う事はなかったそうです。現在のところ、一般信徒が僧侶と同様に念珠を用いるようになったのは鎌倉時代以降であると考えられています。鎌倉時代に入ると、念珠はそれまでの「念仏の回数を数える」という役割に加えて、様式的な意味を併せもつようになりました。 「礼拝用」として携帯する習慣は、このころからのものです。また、大陸から密教が伝わり「念珠をこすり合わせて音を発する」という作法が重視されはじめたことも要因のひとつと考えられています。
安田念珠店
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