前回の雪化粧した愛宕神社の写真に「神々 しい」とのご感想を述べて下さった方が居られました。ありがとうございます。雪に反射した陽の光が御社 を照らし、確かに神々しさがありますね。こうした自然の風景から古人は神を感じたのかもしれません。
さて、前回の続きのお話をしましょう。
私がお詣りしたのは清荒神護浄院様です。こちらは、天台宗のお寺なのですが、境内に鳥居があります。これはまさに江戸時代までの神仏習合の名残を目にできる好例です。
清荒神護浄院の北側には「清浄華院 」という浄土宗のお寺があります。この2つのお寺は共に名前に「清」「浄」が入っています。これは、平安京の鬼門を護る比叡山の回峰行者が行を満行し、御所に参内する際に身を清める(浄 める)ためのお寺だから、との理由です。
私は、護浄院様で神棚の御扉にお祀りする御神札を頂きました。三宝荒神は「竈 の神様」で、火事から御守り下さるご利益 があるそうです。
お店に戻り、神棚に愛宕神社と清荒神護浄院の御神札をお祀りしました。
向かって左が愛宕大神さま、右が三宝荒神さまです。
こうして、これから来年の節分までの1年間、火事から御守り頂けると信じております。
2回に渡り節分のお詣りをご紹介して疑問を持たれた方が多いのではないでしょうか!?というのは、念珠を製造販売する弊社がなぜ火除 けに殊更熱心なのか?という点についてです。
これについては、また次回にお話することに致しましょう。
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