Category Archives: 禅宗
「見えないもの」を知る

成道会に参列~鎌倉・円覚寺へ~




叱ってもらうことのありがたさ

「まことのこころ」を

準備の大切さ

犬が悟れるのか?

解釈

【原文】
甘露雨潨蒼翆中
念珠結絆白玲瓏
年年等接温和手
綿密家風老舗隆
安田念珠店主人曰
手のひらから伝わる素敵なぬくもり
平成廿四年梅雨 花園太聳 山人
【絶句の部分の現代語訳】
恵みの雨は樹木が青々と茂っている中に集まり、
念珠は美しく照り輝く絆を結んでくれる。
それは、長い年月、温かな手にいつも接しているとそうなるのだ。
そして、綿密な家風が老舗を盛んにさせる。
「知らない」という親切
梁の武帝、達磨大師に問う、「如何 なるか是れ聖諦 第一義」
磨云く、「廓然無聖 」
帝云く、「朕に対する者は誰ぞ」
磨云く、「不識 」。
帝契 はず。遂に江を渡って少林に至って、面壁九年。
【現代語訳】(かなり意訳しています)
梁の武帝は達磨大師に尋ねました。「仏法の最上の教えとはどのようなものか?」
達磨大師は「仏の教えは、他のものと関係させること、比べて考えるようなことはしない。どれが尊くてどれが尊くないなどというものはない。」と答えた。
そこで武帝は「尊い道理も何もないのであれば、それを伝えるために私の前に居るあなたは一体何者なのか?」と尋ねました。
達磨大師は「そんなことは知らない。」と答えました。
武帝は達磨大師の言っていることを理解することができませんでした。達磨大師は遂に揚子江を渡り、少林寺に入って、九年間、壁に向かって坐禅をしました。

お茶の効用


栄西 喫茶養生記
全訳注者:古田紹欽
出版社:講談社
発売日: 2000/09/10
メディア: 文庫本
参考URL:http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784061594456
(講談社BOOK倶楽部)