生活の中の観音様 | 春は花

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生活の中の観音様

本ブログは個人的な趣味趣向で続けております。私の現在考えていることや体験したことを踏まえて記事を書いておりますが、こちらで発信したことを受け止めて、反応してくださる方が居られます。
昨年から私は観音霊場巡りを続け、本ブログでも何度もご紹介してきました。その記事や他の多くの方のお話を聞いて西国霊場を巡られたご婦人が居られます。ご令妹様が西国霊場巡りを発願されたそうですが、昨年の節分に幽明境を異にすることとなってしまったそうです。ご令妹様の御遺志を継いで、そのご婦人が満願されたとのことです。そして、先日のご令妹様の一周忌に合わせて額装した観音様をお迎えされたそうです。
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この額は仏間の近くの壁に掛けておられるとのことです。落ち着いて眺めると、御二人が力を合わせて満願された観音様を日々拝することができるのは実に素晴らしいことだなぁ、と感じます。私は額装というと、欄間に掛ける横額しか頭になかったのですが、小さなサイズの納経軸をこのように額装し、毎日拝するのが本来的には良いことなのかもしれません。生活の中に観音様を感じるのは、今日出会った見知らぬ人が観音様や故人の変身した姿かもしれないと思える良いことなのだと、改めて感じました。
弊社の扱う念珠という商品は人の心に寄り添う御品です。「お金が儲かりますように」や「試験に合格しますように」というこの世の自己への御願い事も勿論尊ぶべきものだと私は考えますし、私もよくお願いします。ただ、「故人が極楽へ往生できますように」と願う先祖供養の念や、「家族の皆が健康でありますように」と他人の平安を願う念こそが「祈る」という行為の始まりであり、そういった気持ちを是非とも大切にして参らねばならないなぁ、と感じました。そういう意味で、今回ご紹介したご婦人の行脚は弊社が大切にせねばならない念を教えて下さった真に尊ぶべき行為と思いました。

※このブログは、多くの方々に念珠、仏教、京都に関心を持って頂くことを目的として、週に1回程度の頻度で更新して参ります。

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