弊社には毎日の朝礼の際に、当番の者が1分間のスピーチをする習慣があります。ここ数年で始まったものですが、2か月程度で全員が一巡するので、それぞれの興味、関心を知る上でも非常に参考になる営為だと思っています。
弊社の社員でつい先日親戚が亡くなったために、初七日や四十九日の法要を経験した者が居りました。そしてその者から数日前の朝の1分間スピーチで、四十九日の意味についての報告がありました。宗派によって考え方の若干違う点もありますが、主として故人が生前の裁きを受ける期間だと言われています。

最下部には、我が家の菩提寺とその総本山である誓願寺様の御朱印を頂き、合計で15カ寺を巡りました。本年に回忌が巡って来るご先祖さんが居られることもあり霊場巡りを発願しました。それぞれの仏様が回忌に併せて死者の霊に裁きを下すというのは、聞く限りその裁判の場に自分自身がいつか出ることを考えると結構ドキドキするものです。故人が少しでも裁きが軽くなるように、生きている者がお祈りするというのが考え方としてあるそうです。
色々な話を聞いていると、仏様の世界というのは救いの手がいろいろと差し伸べられているのだなぁ、と感心することが多くあります。
今週は弊社の日常の一時から想起したお話をさせていただきました。