今熊野観音寺~頭痛封じ~ | 春は花

安田念珠店 オフィシャルサイト

春は花

今熊野観音寺~頭痛封じ~

紅葉が色づいてきました。
DSCF9759
さて、本日は今熊野観音寺のお参りの様子のご紹介です。
DSCF9760
今熊野観音寺は正式名称を「新那智山 観音寺」と言います。その名の通り、西国第一番札所の那智山青岸渡寺のある熊野三山の権現さまを京都に招来してできたお寺であります。
【本堂】
DSCF9758
今熊野観音寺の御本尊は弘法大師が熊野権現から天照大御神の彫った観音様を授けて、洛東に観音堂を建立するように言ったという言い伝えがあります。そして、後白河天皇が頭痛に悩んだ際に頭痛を治した観音様としても知られます。
【大師堂】
DSCF9756
境内にボケ封じの観音様があるのもこうした経緯からです。
DSCF9757
【医聖堂】
DSCF9762
この医聖堂は医術と宗教の双方を大切にすることを願って建てられたものです。頭痛封じのお寺としての特徴を表していると思います。
【本堂と医聖堂】
DSCF9764
後白河法皇は頭痛が本当にひどかったようです。今熊野観音寺をお参りして、頭痛封じの観音様とのご利益を目にしましたが、こうした後白河法皇の頭痛を封じるために平清盛の寄進によって三十三間堂が建立されています。そして三十三間堂は「頭痛山平癒寺」と呼ばれるようにもなったそうです。三十三間堂の御本尊様並びに1001躯の観音様は後白河法皇の頭痛平癒の為の観音様なのだと分かりました。
嘗ての天皇の信仰を垣間見ると、どのように観音様にお詣りなさっていたのだろうか、と思いを馳せてしまいました。
【今熊野観音寺の御詠歌】
「昔より 立つとも知らぬ 今熊野 ほとけの誓い あらたなりけり 」
御詠歌(今熊野観音寺)

※このブログは、多くの方々に念珠、仏教、京都に関心を持って頂くことを目的として、週に1回程度の頻度で更新して参ります。

安田念珠店

〒604-8076 京都市中京区御幸町通三条下ル海老屋町323

TEL:075-221-3735 FAX:075-221-3730

E-mail:yasuda@yasuda-nenju.com

受付時間:平日(月~金曜日)AM9:00~17:30まで