桜の季節は終わりました。藤の花の季節に向かいます。
今週の火曜日(4月17日)、私は花園大学の公開講座に赴きました。そこで、花園大学の総長を務めておられる横田南嶺老大師様のご講義を拝聴しました。(詳細はこちらをご覧ください。)
大学の新入生へ向けてのお話でしたが、私にとっても大変有意義なお話でした。その一部から、私の感じたことを綴りたいと思います。
桜は4月初旬前後に満開を迎え、見ごろとなります。この時期になるとピンクの花を目当てに多くの方が花見をされます。しかし、桜は花が散った後もずっとそこにあり、来年の花を咲かせるために準備をします。
僅か1週間足らずの花を咲かせる為に、約1年もの準備期間を設けるのです。1年は約52週間ですから、51週間は準備期間なのですね。
こう考えると、どれだけ準備が大切なのかが分かります。準備には時間が掛かるけれども、見事な花を咲かせるにはそれが必要なのだと。
上の画像は、先立ってご紹介した弊社の近くの桜の今日の様子です。今はその「準備期間」に入っています。
兎角スピードを要求される時代ですが、しっかりとした準備こそが見事な結果を産み出すのだということが実によく分かるお話でした。
(上記の内容は、老大師様のご講義の主たる内容とは異なります。)
何事にも「準備」をしっかりとして臨んでいきたいと感じました。