節分のお詣り(その1) | 春は花

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節分のお詣り(その1)

この数週間は少し難しい話題が多かったように思います。今週は、一旦小休止です(笑)。


私は、前回の記事を更新してから、山登りに出かけました。どこの山か!?京都市の北西に位置する愛宕山(あたごやま/あたごさん)です。落語がお好きな方は「愛宕山(あたごさん)」という演目で良くご存知かもしれません。

桂米朝「愛宕山」

その日は2月3日。そう、節分の日でした。
愛宕山の山頂には愛宕神社という神社があります。「愛宕神社」という名前の神社はWikipediaによると全国にかなりの数があります。それらの神社の総本社が京都の愛宕神社なのです。
2月3日当日は、京都市の最高気温が12℃、最低気温4℃と2月としては暖かい日でした。清滝口きよたきぐち から登り始めた私は、一歩一歩足下を確認しながら登って行きました。しばらく登ると、足下がぬかるんできました。もうしばらく登ると、そこは一面に雪で覆われていました。中腹で一面の雪でしたので、そこからは山頂に向かうほど雪が深くなりました。
清滝口から1時間25分、愛宕神社の本殿下の階段に到達。そこはもう銀世界でした。
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本殿でお参りをして、御神札を頂きました。
御扉みとびら の神棚にお祀りする御神札と下の画像の火伏札を頂きました。(神棚については次回、ご紹介致しますので、お楽しみに。)
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愛宕神社は火伏せの神様として広く知られ、信仰を集めています。本来は7月31日に「千日詣り」をするのが良いのですが、私は節分にあわせてお詣り致しました。
いにしえ こよみ では立春から一年が始まる、という考え方をしていました。節分は立春の前日ですので、節分にそれまで1年の間で頂いた御札をお返しし、新たな御札を頂くことで新たな年を迎えることができる、と考えられてきたのだと(私が勝手に)理解しています。そして、愛宕神社の御神札を頂くことで、今年1年は火事などに遭わないようお守り下さる、と願っております。
雪道を下山することに骨が折れましたが、何とか下山し、もう1件のお詣りに向かいました。。。が、それは次回ご紹介することと致します。

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